差し歯の根幹治療のことでご相談にのっていただきたくメールいたしました。
約8年前に、前歯6本をメタルボンドで差し歯にしました。 左側犬歯の正面よりの歯が温かいものを食べたりするとしみるため、差し歯にした医院とは違うところで、治療をはじめました。 歯根に炎症があるとのことで、抗生物質を服用したり、ルートZXで治療をしたりしたのですが、なかなか良くならず、歯をたたく と響く痛みがあったり、体を動かすとズクズク脈打つような痛みがずっと続きました。 仮歯のため、食事をするにも左側を使わないように気を使い、仮歯も頻繁 に取れ、その都度医院に通院することを繰り返しており、半ばうんざりしていました。治療を開始して4ヶ月くらいして、3種類の抗生物質を練り合わせたもの で、厚生省には認可されていない治療方法があり、試してみては?と先生に提案され(3mix?)、2回ほど治療をし、1回目はビリビリという痛みがありま したが、その後は歯をたたいてもほとんどといっていいくらい痛みはなくなりました。 仮歯が取れた際に同じ病院の違う先生に診てもらった際に、痛みがなくなったということは薬が効いたんですね、ただまだ汚れが綿栓につくので、ここはあせらずにじっくり治しましょうとのことでした。 その次の通院の際に、いつもの主治医が痛みがやっと取れたので早く土台を作りましょうとのことで、差し歯の型も取りました。 私としては、前回の先生のじっくり治しましょうという言葉が引っかかったのですが、患者の側からはなかなか主治医には言えませんでした。 その後、万が一痛みがあった場合、高価なメタルボンドがもったいないので、しばらくは仮止めで処置することになりました。 先日仮止めが取れたため、セメントで処置していただいたのですが、歯を入れる際に、グッと押し込んだためか、翌日恐ろしいことにまたあのズクズクとしたうずくような痛みがきてしまいました。 歯を押し込んだくらいで、痛みが再発したので多分完治はしていないのでしょう。 まだ、主治医にはお話していませんが、通常このような場合はまた土台をはずし、3mixで治療をするのでしょうか? それとも外科的な処置が必要なのでしょうか。 半年以上、治療にかかっていてほとほと疲れてしまいました。 |
ご相談ありがとうございます。 根っこの治療が終わったときも、根っこの先が一過性にうずくことがあります。しばらく経過観察をしてもよくならない場合には、再び根っこの治療をしていきますが、そのとき3mixを使用するかは担当医が決めます。 3mixが必要と診断したなら使用しますが、そうでなければ通常の根っこの治療になると思いま す。外科的な治療に「歯根端切除」などがありますが、それも担当医が決めます。 しかし、3mixや外科的な治療をしてもよくならない歯は抜歯となることもあります。 根っこの治療は長いときには1年くらいかかるときもありますので、よく担当医と相談して、自分にあった歯科医師のもとで治療をうけることが大切です。 |