噛み合わす歯がない時の処置方法


上の一番奥歯(親知らずではありません)の噛み合わせが 下になく、他の歯より下がってきていて下の歯茎に少し当たるほどでした。気にしてはいたんですが抜けばいい、と気楽に考えていましたが、先日下の歯二本を 差歯にし、ブリッジで噛み合わせを作りました。差歯自体初めてで、治療後本当に健康なは2本も犠牲にして良かったのか・・なんて考えてしまいます。スペースが無かったためすごく小さなブリッジにもかかわらず少し歯茎に圧迫感があるように感じます。上の下がってきた歯は神経を残したまま相当削り銀歯でかぶせ ました。ぎりぎりだったようで被せる時、苦労されていたようです。これもすぐ取れるのでは?と不安です。やっぱり抜かずに足りないところを補うという考え が普通ですか?

 

最近でのヨーロッパでは「短縮歯列」という考えがあります。
これは簡単に言うと、一番奥の歯がなくなっても何もしないで、奥から2本無くなれば補うのを症例により考え、奥から3本無くなれば補うという考えですが、これはヨーロッパの医療費の増加に伴う、医療費の削減から考えられているとも言われています。
しかし、噛み合わす歯が無くなると、反対の歯が出てきてしまうのことで、横に歯を動かした時に、その出てきている歯にあたって「顎関節症」になりやすく なったり、歯が出てくるとプラークコントロールが難しくなって、歯周病になりやすくなります。日本では、早期補綴によりこれらを予防する考えが主流です。 すでに出てきている歯は、神経を取って被せる処置も一般的です。

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