差し歯の悩みQ&A -26-
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はじめまして。差し歯(オールセラミック)を3本上の前歯で作りました。 が、 1.椅子を寝かせた状態で型を取ったため、かみ合わせが合いません。 素人の私が考えても、椅子を倒さないで、垂直に起きた状態で型を取ってもらわないと、噛む位置が全く変わってきてしまいます。寝ると下あごを引いた状態になると思うのですが、違いますか? 2.元々上の前歯がねじれて、歯並びが悪かったのですが、それを綺麗な歯並びに変えたせいなのか、1番のせいなのか、とてもストレスです。 |
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通常、歯の型を採る時は患者さんには寝ていただいた姿勢で採ります。固まった後に椅子を起こす場合はありますが、大切なのは、動かないで型を採るということです。 問題は、かみ合わせの型を採る時です。 個人差もあるのですが、噛む位置は非常に不安定です。 ですから、かみ合わせの型を採るのは起きた姿勢で採る場合もあります。 |
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前歯が1本(6年位前から)差し歯です。取れやすくなっていたので、差し歯を作った歯医者さんへ再度受診しました。 そうしたら「土台から作り直した方がいい。でも、あなたの前歯は差し歯の左右隣の歯が大きすぎて、削る機械が間に入らないので、キチンと治すなら、左右の歯も差し歯にしないと、完全には治らない」 と、言われました。 今は差し歯が1本ですが、なんでもない歯を2本抜いて差し歯にして、完全に治療をする事には抵抗があります。 どこの歯医者さんでも同じ診断になるんでしょうか? 今の所、応急処置ということで、隣の歯と歯を接着剤で付けています。 |
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差し歯になっている歯の状態にもよると思います。たとえば、根の先に病気がありだんだん大きくなっているなど至急治療が必要であれば、あらゆる方法で治療した方がいいと思います。 機械が使用できないのは問題ですが、他の歯を治療してまで、治さなければいけない状態なのか、それとも今回はある程度の処置で終わりにするのか、もう一度説明して頂いてはいかがですか。 |
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今、上前歯の1本が差し歯で、根元に金属の土台が入っています。 差し歯になってからずっとそうなのですが、差し歯になった部分の歯茎だけ黒ずんでいて、差し歯も中の金属の色が見えていて、笑うと「前歯虫歯なの?」とよ く言われてしまいます。恥ずかしくて人前で口をあけて笑えなくなりました。 今通っている歯医者さんに相談したら、「中の金属が透けてしまうのはどうにもならない。保険の範囲内ではこの色はなおりませんね。保険外でセラミックを 使って11万ちょいでなおせます。一番安いので10万ですね。」と言われてしまいました。どうしても前歯を治したいのですが、保険の範囲内では中の金属は すけてしまうのでしょうか。 |
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今の日本における医療保険制度では、治療の内容、使用する材料などは、決められてしまっています。根元に使う土台の金属は、メタルイオンを出しやすく歯の色が黒くなりやすいのです。 また、かぶせる歯の部分も金属を使用するのですが、その金属も歯茎を黒く見せてしまいます。 審美性を重視するのであれば、保険の範囲内での治療は難しいかもしれません。 |
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神経を抜いて金属をかぶせてあった歯が根元から折れてしまいました。 現在アメリカに住んでいて、1ヶ月後に日本に3ヶ月ほど帰国します。 もしも、アメリカの歯医者さんで、抜くと言われた場合、できればそのままの状態で1ヶ月待ち、 帰国してから日本で治療を受けたいと思います。 なぜなら、前回も同じ状態の歯の歯茎が痛み、かぶせたものをはずしたら、抜くしかないと言われ抜きました。 その後、帰国時に日本の歯医者さんに、「アメリカはインプラントも進んでるし、すでに神経のない歯を無理に残そうとするより抜く傾向にある。 かなりの状態でも、残す方法は結構あるんですよ。今度、そういう事があったら抜いてしまわないで日本に帰った時に治療してみてください。」といわれました。 しかし、実際にそういう状態になった今、どうやって帰国時まで、その歯を管理したらよいのか分かりません。 もちろん、日本の歯医者さんでも抜くことになるかもしれません。 「日本の歯医者さんに診てもらってたら。。。」という思いを残さない為にも、抜くなら日本の歯医者さんでも見てもらってからにしたいと思っています。 |
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アメリカと日本では、治療の方針が異なることは確かです。歯は抜いてしまうと、元には戻りません。 現在お痛みがないようでしたら、1ヶ月後に一度帰国された時に、信頼のできる歯科医院さんで、納得のいく説明を受けてみてから治療を考えてみてはどうでしょうか。 |
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差し歯にする患者って女性が多いのですか?男性が多いのですか? 後、差し歯にする理由はどんな方が多いんですか? |
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差し歯にするのは、虫歯や歯周病、歯の外傷などさまざまな理由によってなります。特に男女差はないと思います。 しかし、健康な歯を審美的に差し歯にする場合、現在のところ女性のほうが若干多いですが、男性の方もたくさんいらっしゃいます。 |
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上の左前歯から二番目の歯を抜歯しており、現在ブリッジで治療しています。 上右前歯とその二番目も虫歯で、その歯も神経が抜けてるようだからと差し歯にしたほうがいいといわれました。 上の前歯5本が差し歯になってしまいます。 自分の歯がなくなるのがすごくショックなのですが、その方法しかないのでしょうか? できれば、上右前歯二本はなくならないような治療がしたいのです。 宜しくお願いいたします。 |
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上顎の右前歯2本の神経がすでに取ってある状態ということですが、虫歯があったり歯の変色があってこの機会に一緒に治されたいのであれば差し歯にすることもひとつの選択かと思います。特にそのようなご要望がなければ左側のブリッジの部分だけ治療されてもよろしいかと思います。差し歯の場合、歯の根っこは残して治療するので歯そのものを 抜いてしまったりはしないと思います。担当の先生に詳しく説明していただいて、治療の方法などご相談されてみてはいかがでしょうか。 |
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前歯が縦半分に虫歯にやられていて、差し歯にしようかと思っているのですが。 神経を取らずに差し歯にできますか? 神経取るのと取らないのとでは治療法が変わるとかありますか? |
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前歯が縦半分虫歯だということですが、今までにお痛みは出たことはないのでしょうか。もし、痛みが出たことがある場合虫歯がすでに神経にまで達している可能性もあります。 また差し歯にする場合、あまりにも虫歯が大きいときには差し歯の維持が出来ない場合もあります。このような場合にはやはり神経を取る治療の適応になるかと思います。 神経を取る場合には根管治療をして歯根の中にお薬を詰めてからコアという土台を入れて歯を補強して差し歯を作る方法が一般的かと思います。 詳しくは虫歯の状態をお口の中やレントゲンなどで調べてみないとわかりません。 一度歯医者さんにいかれて詳しく説明をお受けになられてはいかがでしょうか。 |
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歯槽膿漏になってしまったら差し歯にはできないのでしょうか? | |
歯槽膿漏の場合その状態にもよりますが、触っただけでもグラグラして抜けてしまいそうな重症の場合には差し歯にすることが難しいケースもあるかもしれません。軽度な場合には差し歯にすることは可能かと思われますので、今の歯槽膿漏の状態などを歯医者さんで詳しく調べていただいて実際に差し歯にすることが可能かどうか説明をしていただいてはいかがでしょうか。 |
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前歯2本の横の歯について、以前根の治療を実施しましたが |
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神経をとった歯はもろくなってしまい、また変色もあるので、コア(土台)をたてて、全体を被せる差し歯にするのが通常の方法です。しかし、歯冠部がほとんど残っている場合や、年齢が若い場合は、とりあえずそのままで、失った部分だけレジン充填するケースもあります。しかし土台で補強していないので、歯が割れる危険性はあります。 また歯を白くする方法として、神経をとって差し歯にする方法以外には、ホワイトニングやラミネートベニアといった方法があります。 |